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9月, 2010の投稿を表示しています

おうちがもえた④

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9月5日日曜 火事に巻き込まれた2日夕食に出そうとしていたあさりは、 その日ガスを止められ調理できなかった為 処分していたのだが。 この猛暑で臭いが半端無い。誰かたちけて…。 ---------------------------------------- 9月6日月曜 本日は燃えるゴミの日で、上記のあさりを処分するも あさりを置いといたボックスに臭いが付いて離れない。 苦しすぎる。 ---------------------------------------- ��月7日火曜 やっと家財保険屋さんが来た。 こんだけ遅く来たんだから、 ドーンと出す覚悟は出来てるんだろうな。 同時に電気屋さんが来て、電気系統をチェックしていく。 3F電気は使えないが、エアコンは無事使えるという。 勿論自室のエアコンは燃えてエアコン自体は使えないが 回路は無事生きてるらしいので 大人部屋のエアコンは使えるそうだ。 とは言え、電気付かないんじゃな…。 午後は消防に行って、「り災証明書」を発行してもらう。 ---------------------------------------- 9月18日土曜ごろ ようやく自室の物を全て移す。(3F→1F) 7,5畳の部屋の荷物(押入れ含)の量は言うほど多くはない。 もともと小分けに収納してあったし。 ただ、床にも座れない、壁にも寄りかかれない。 運ぶにも汚れてるから多少は拭いておかないと 部屋が元に戻った際に、また灰を持ち込むことになるので 雑巾は手放せないし、ていうか灰で自分の手が汚いから 間一髪綺麗な物に気安く触れない。 という制約だと老体に堪える…。 電気も使えないので 必然的に夕方までしか作業が出来ない。 仕事だってある。 この頃が一番腸煮えくり返ってた。 燃えた物はお金さえあれば戻るかもしれない。 だけど私の時間はどうだ。 それまでに蓄えてた時間。この作業時間。今後の復興時間。 そら、隣宅だってそうだ。 でもそれは向こうの責任であって、何故私がそれを被る。 典型的なオタクだから、 衣服とかは全く金がかかってない。 けど、他のAV機器や画材、本は金額もそうだが 「これだ!」って思うまで買わない中、気に入った物を購入し それに包まれて生活してたのに。思い入れだって強い。 名前つけるくらいだしな。 今思い返しても血圧が上がる。

おうちがもえた③

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9月4日土曜 昨日お願いしといたのだが、 自室の全開の窓を塞いで欲しいと内装業者に 頼んで朝9:30来ていただく。 自分と父だけじゃ、ブルーシートくらいでしか カバーが出来ず、まだ猛暑続きの頃は雨の心配は無いが 過ぎ去ってからが心配なので、ベニア板を打ち付けてもらった。 (実際9月後半は雨続きで平年並みの気温に) 父は午前、歯の詰め物が取れたため一度歯医者へ。 自分は内装業者と 窓のサッシ専門業者にサッシについて軽くチェック。 (3つ窓があるうち 全て網戸は破れ、サッシはガタガタで灰で汚れまくり。) 見積もりは後日提出で解散。 で、帰ってきた父と共に買出し&私の携帯の機種変更。 このクソ忙しい時に 相変わらずマイペースに突然の電源落ちをする携帯。 しかも今回の火事のせいで、充電器も燃えてしまったので 当然充電が出来ないので、 仕方なく、貯めに貯めたポイントを99%使って 機種変+充電機の購入。 最近の携帯高すぎるだろ… いくら料金形態が変わったからってよ… 午後は自室の後片付け。 と言うか処分。 完全にどうしようもない物は処分。 電化製品系も 消火器の粉で錆付いてしまった&熱に侵されたので処分。 (それこそ後に火事になったら危険) 私の蓄えぬいた本らも、とても読める状態ではなく 乾かしたところでブヨブヨだし、消火器の粉や灰は 粒子が細かすぎてちっとも汚れが落ちない。 が。 家財保険がどこまでおりるのか全くわからんし 古い本で、今では売ってない(新装版になったり)し 思い入れのある物なので、とりあえずとっておく。 ある程度保険がおりれば、プレミアム価格になっているが 余裕があれば買いなおしてもいいし、 新装版で諦めてもいい。 そんなこんなで地道に。 真っ黒くろすけと友達になりながら、片付ける。 もともと喉がウィークポイントの自分は、灰が物凄いダメージで 痛いのだが、この時はまだ30℃越えの日々。 しかもエアコンが使えず、3階はただでさえ熱がこもる。 そんななかでマスクなんか付けようものなら 熱中症で倒れそうなので、ノンマスクでのど飴装備で頑張る。 終わる気配が見えない。

おうちがもえた②

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9月3日金曜 8時ごろ起床。 父は昨夜のうちに会社に連絡して休みをいただく。 10時前にガス屋さんが朝一で来てくれて 念入りにチェックした後、問題はなく無事ガス復興。 それ以降午前は、消防と警察の現場検証。 そこで自分も燃えた自室をはじめて日の下で目の当たりにする。 (昨夜着替え位を取りに行くが、電気は燃え落ちて無いので 当然暗く、全貌は明らかではなかった。) ピンク色に見えるのは消火器の粉 この日、布団が敷きっぱなしで、それが燃え 布団の上に燃えた照明。窓枠とか。 ちなみに隣宅は、屋根が落ち3Fは炭状態。 (自室の見晴らしの良くなった窓からまざまざと見える) 2Fも駄目かな。放水されてるから基本的には1F含め もう不能なので、とりあえず建て壊すらしい。 (隣宅は「半焼」) 今後のことはまだ分からないが… と、隣宅の旦那が朝一で謝罪しに来た。 自分は会ってないが、父が会って、 これまた人の良い父だから、「気を落とさず頑張って下さい」 とか言ったようだ。 まぁ、隣宅の旦那は、いい人なんだよな。 午後、保険屋に連絡して 火災保険の方は夕方すぐに来てくれた。 家財保険の方はまるで連絡がつかなくて、 結局翌週火曜に来るだと。 それまで燃えた家具なんかは放置してられないので (臭いが半端無い) 写真撮っておけば良いとのことなので、撮り貯めておく。 内装業者もご近所さんの紹介ですぐさま来ていただいた。 今日はガスも復活したので 風呂入って汗も流し、夕食も適当に作って一日終わる。

おうちがもえた①

この日、夢を見た。 9月末締切の漫画に投稿するつもりで描いていたんだが ��↑それは事実) それが、もう締切まであと残り30分だと言うのに 完成してるページが僅か1P。(40P中) 「間に合わねぇぇえええええ!!!!」 で、起床した。 -------------------------------------------- 2010年9月2日木曜日 19時25分頃 4日に、地元でそれなりに規模の大きい祭りがあり 妹がそれに行きたいということで 何日か前からこっちに長期滞在していて。 (両親が離婚していて妹は母と、自分は父と住んでいる) この日はまだ猛暑続きで、エアコンの効いた2Fリビングで 二人それぞれDVD見たりゲームしたりと、父が帰宅するのを のんびり待つ、という極、普遍的な時間を過ごしていた。 突如「火事だー!」と一瞬にして、その普遍的な 今にしてみれば、幸せのひとときを引き裂かれることになる。 外で叫び声と、玄関のドアを叩く音で慌てふためいて 妹と共に手近にあったものを掴んで とにかく家を飛び出し、そこで見たものは、 隣の家(3F)が勢いよく、燃えていた。 とにかく恐くて、燃えてる家と、辺りを包み込む煙から 数メートル先の駐車場まで走り逃げる。 そこには、近所の人達(この時はまだ数人)が 燃えている家の、泣いている子供達のそばにいた。 とりあえず、妹に消防に連絡させて 自分は家に残してきたモーリー(モルモット)を連れ出しに 一度家へ戻る。 (※まだ家が燃えてないにしろ、本来は戻らない方がいいでしょう) モーリーを小屋ごと外に連れ出したとこで、父発見。 後に聞いた話で、最初の叫びは父だったらしい。 丁度父が帰宅して、自転車を車庫に停めようとした際に 隣宅が燃えているのに気づいたそうだ。 隣宅には子供2人しかおらず(小学低学年くらいの) 親は留守中だった。 とにかく二人を家から出し、近所に火事の知らせをし 消防に連絡したらしい。 結局消防はそれから10分~で来て 放水まで10分~かかって、…。 この間はもう自分達じゃどうしようもなく(火元は3Fだし) 炎は衰えるどころか強くなり、風もまた、いい感じで 自宅側に吹いて来るんだな! 「何してるんだよ!」「早く来てよ!」「あ~うちが燃えちゃう!」 と近所の人達と共に、とにかく待つしかなかったあの歯がゆさ。 と言うかショ