おうちがもえた①
この日、夢を見た。
9月末締切の漫画に投稿するつもりで描いていたんだが
��↑それは事実)
それが、もう締切まであと残り30分だと言うのに
完成してるページが僅か1P。(40P中)
「間に合わねぇぇえええええ!!!!」
で、起床した。
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2010年9月2日木曜日 19時25分頃
4日に、地元でそれなりに規模の大きい祭りがあり
妹がそれに行きたいということで
何日か前からこっちに長期滞在していて。
(両親が離婚していて妹は母と、自分は父と住んでいる)
この日はまだ猛暑続きで、エアコンの効いた2Fリビングで
二人それぞれDVD見たりゲームしたりと、父が帰宅するのを
のんびり待つ、という極、普遍的な時間を過ごしていた。
突如「火事だー!」と一瞬にして、その普遍的な
今にしてみれば、幸せのひとときを引き裂かれることになる。
外で叫び声と、玄関のドアを叩く音で慌てふためいて
妹と共に手近にあったものを掴んで
とにかく家を飛び出し、そこで見たものは、
隣の家(3F)が勢いよく、燃えていた。
とにかく恐くて、燃えてる家と、辺りを包み込む煙から
数メートル先の駐車場まで走り逃げる。
そこには、近所の人達(この時はまだ数人)が
燃えている家の、泣いている子供達のそばにいた。
とりあえず、妹に消防に連絡させて
自分は家に残してきたモーリー(モルモット)を連れ出しに
一度家へ戻る。
(※まだ家が燃えてないにしろ、本来は戻らない方がいいでしょう)
モーリーを小屋ごと外に連れ出したとこで、父発見。
後に聞いた話で、最初の叫びは父だったらしい。
丁度父が帰宅して、自転車を車庫に停めようとした際に
隣宅が燃えているのに気づいたそうだ。
隣宅には子供2人しかおらず(小学低学年くらいの)
親は留守中だった。
とにかく二人を家から出し、近所に火事の知らせをし
消防に連絡したらしい。
結局消防はそれから10分~で来て
放水まで10分~かかって、…。
この間はもう自分達じゃどうしようもなく(火元は3Fだし)
炎は衰えるどころか強くなり、風もまた、いい感じで
自宅側に吹いて来るんだな!
「何してるんだよ!」「早く来てよ!」「あ~うちが燃えちゃう!」
と近所の人達と共に、とにかく待つしかなかったあの歯がゆさ。
と言うかショックが大きくて
「何故こんなことに?」とずっと思っていた。
で結局、自宅3F(自室)も類焼。
隣宅に面した窓が割れ、火が入ってしまったそうだ。
(隣宅も拙宅に面した小さな窓があった)
幸い、放水はされず消火器での消炎作業で
焼けたのは自室のみではあったが。が。
(3Fには自室と、父の部屋の二部屋)
一番精神的にきたのは、
自宅に燃え移ってしまいそうな頃合で、
泣きそうになるんだが、ショックすぎて涙も出てこんかった。
息をするのに必死だったというか
冷静にならないとどうにかなってしまいそうで、
一生懸命スーハースーハしてたから
涙流すどころではなかった。
それに、父が一番ショックを受けてるだろうから
ここで弱音を吐くわけにはいかねぇ、と強く思ってた。
本当はこういう時、奥さんがいれば良いんだろうけど、
うちにはいないから、二人暮らしだから、
「支えていこう」だなんて残念だがこれっぽっちも思わないけど
自分が「支えてもらう」立場にはならないように、
足手まといにはならんように、そう踏みとどまってた。
ま、大体こういう時、逆に耐えないと、
悲しみのルツボに入り込むと
なかなか抜け出せなくなってしまうのが自分の悪い癖
だというのもある。
で、だ。
仕方ないとは言え、
土足で消防が出入りし、ホースも一応持ち込んだ際に
階段や壁紙、廊下はゴリゴリに削られ
(うちは螺旋階段になってるせいで)
泥や灰や水で汚され
一部屋のみ燃えたとはいえ
その灰が父の部屋や階段まで汚し
電気系統が各階でまとめられているので
燃えてない父部屋も電気が止められ
(自室が燃えて漏電したせいで)
結果、3Fは再起不能に。
妹はショックで泣きかけてるし、寝る部屋がなくなったので
母に夜分申し訳ないが来てもらい(車で1時間位かけて)
連れ帰ってもらった。
大体全てが終わったのは23時過ぎ。
この夜、ガスも念の為止められてしまい
ガス屋に連絡するも翌日になってしまうとのこと。
灰まみれになったが、風呂は我慢して
夕食もまだだったが、逆にショックや疲労で食欲がわかず
菓子パンで済ませた。
完全に疲れてるに、全く眠れず
明け方4時くらいまで父とパン食ったり、
(食欲はまるで無いが、胃が食べ物を求めている
あの不快感、いや空腹感?)
怪我人とかいなくて良かったね、とか
一部屋だけで済んで良かったね、
つーか自分(や妹)にも差し迫っていた火事が
父のナイスタイミングの帰還で気づけてラッキーだった、とか
そんなことを話しながら、眠気が来るまで起きていた。
(仕方なく2Fリビングで寝袋出して寝る)
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家が燃えている時に気づいたが、
このことだったのかと。
原稿が、間に合わない、夢が。
たんなる、「夢」、だったのに。
部屋と共に燃えてしまった私の原稿。
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