新宿シネマカリテ「ブルーベルベット」4Kリマスター版限定公開※2K上映


楽しみにしていた新宿シネマカリテ「ブルーベルベット」(1986年/デイヴィット・リンチ監督/4Kリマスター版限定公開※2K上映)が最低だった。

一重に劇場オペレーション最低過ぎた。

10時上映開始の為、9:30に新宿に到着し徒歩2分の新宿シネマカリテへ。
既に地上で列形成発生。
入口を見ると【9:45開場】の文字。

この時点で10時上映で15分前開場に疑問を持つが(スクリーンに入るとかではなくて、映画館そのものに入る時間である)、入場できない事には仕方ないので寒空の下大人しく並んで待つ。

私は大体の映画館で採用されている【オンラインチケット販売は、上映日の前々日0時~】をアラームセットして寝落ちde体ダルダル購入し、各映画館のオススメ座席とレビューされている座席を購入できる範囲でゲットして臨んでいるわけである。なので今回はD列中央をゲットした。
当日朝7時、座席情報を様子見たら97席中残り4席ほどが余っている状況で、さすがに初日はほぼ満員か!!と同時に、100人弱の動員に思いを馳せた。

若干予定時間より早かったように思う9:40分頃開場。まぁ進まない。
は???と3度ほど天を仰ぎつつ9:50頃。階段下まで来てようやく「チケット発券のみの人は左列~、物販は右列で~」の案内。
それでも私より前の動線としては(肉声で案内しているのみで続く後方に聞こえていないかと思われる)、私と前の人一人しか発券列に向かわず、発券機もこれまたタッチ感度クソ古台二台のみで(いわゆるミニシアターなので覚悟はしていた)なんとか上映時間5分前には着席出来た始末であった。

とはいえ、シネマカリテ地上入口から私の前に30人ほど並んでいた私が5分前着席なので、その半分以上が後続にいるわけで。こんな状況で予定通り10時上映なのは到底無理だろう、と劇場オペレーションに呆れ半分諦め半分でいたら、きっかり10時。明かりが消え、いわゆる大手シネコンで10分以上ある予告編もなしに本編がきtttttttっちり始まったのである。

いやいやいや着席してるとはいえ、ドコドコドコドコドコ人は入ってくる。改めて言うが本編は既に始まっている。

私は座っているから良い、ではない。オブラートはどこかで剥がれてしまったので私の今持っている限られた言語で言うと、遅刻者が入場してくるのも迷惑・不愉快である。

今回の何が質が悪いって、ただ純粋な「遅刻者」なら反論は一切許さないのだが、前述したように30分前に劇場前に到着した私より後続にその半分以上がいて(そしてその人たちも別にその時点では遅刻ではない)、5分前に着席した私はその人たちのスクリーン入場を確認していないのである。現に座席予約確認した際に埋まっていた隣がまだ来ていないわけで。
物販(二人体制くらいに見えた)も現金orICカード対応のみで(クレカNG)仮に1人1分対応/50人いるとして何時に終わる目算でいたのか。

人影がぞろぞろ通り過ぎながらの本編に集中出来ず、座席を探す人に声を掛けられ(暗闇なので仕方ない)30分ほど経ってようやく、公開記念限定Tシャツを購入したのであろう隣がドsssッサと音を立て到着し(Tシャツが入っているビニール袋ガサガサ音と、立っているわけにもいかず急いで勢いよく着席する音を想像してほしい)もうめちゃくちゃだよ。

先日1/31に「セブン」(1985年/デイヴィット・フィンチャー監督/30周年記念IMAX上映)を池袋グランドシネマサンシャインを初日に行ってきたのですが。
こちらのスクリーン収容人数は538人で、やはりほぼ満員だった。

遅刻者は多少いたが、それでもこの1/5のシネマカリテほどの遅刻者はいなかった。(一番後ろの席で見ていたので、全体が見れる)

基本は大手シネコンに足を運ぶ人間なので、いわゆるミニシアターのシネマカリテでは大手シネコンにある予告編が無いのは想定していたし、発券もスムーズにはいかないだろうとは覚悟していた。当日座席状態を確認してもほぼ100人満員だったので、それが15分前開場でさばけると思った劇場側に驚きを隠せないし、正直に二度と利用したくない劇場である。

グーグル口コミも確認したら、ほぼ一年前、きっと本日と同じような【朝一、混雑上映】で全く同じような体験談があったので改善する気はないのだろう。

このグダグダ感含めて古き良きシアターだとでも思っているなら、私には合わなかった。
今はいくらでもサブスクやディスクで自宅でいくらでも鑑賞できる時代だが、それでも自宅では味わえない巨大スクリーンや大音量を求めて純粋に映画そのもの“だけ”を楽しみたかった私には、とても残念な一日であった。



誤解なきよう伝えておくが、映画そのもの「ブルーベルベット」は美しかったし、デイヴィット・リンチ監督の描く、ありふれた日常に潜む異端さを堪能できて良かったです。
良かったと思う反動で、この怒りそれこそが本編と同じように美しい物の裏に潜む汚いものだったのだな、と自身を説得して今日を終えます。

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