翅名物「夏風邪」
今年もやってまいりました夏の風物詩 これをやると「夏ですねー」と感じる、夏風邪ェ…。 毎年突然、早朝 「!?!?!カッハッッッ!!!!喉ッイテェ!!!!!!!!」 小鼻の横から脂汗を噴出し、焼けるような痛みで目が覚める。 前触れも何もないから、防ぎようがない翅の夏風邪。 突然アイツはやってくる。 鼻水やせきは無いし、ただ喉が強烈に痛む ↓ 喉の痛みから発熱 を毎年毎年辿る羽目に。 しかし今年は一味違った。 夏風邪「毎年毎年同じ手法じゃ飽きるよなァ…? 今年は一風変わった俺様をみせてやるぜ!」 ----------------------------------------- 喉が痛いって、食べ物はおろか唾液を飲み込むのでさえ痛いので 水分を補給するのも億劫になるわけです。 この日は朝・昼コップ一杯ずつの水(約350ml)だけで 夕方、夕食(ハヤシライス)作りを始めました。 リビングとキッチンは繋がってるんですけど この時期のキッチンのまっーーーーー暑いこと。 換気扇回したらエアコンなんてまるで意味がないんですよね。 で、一通り具を鍋に入れ、火をかけて煮込み待ち。 同時にモーリーの小屋掃除もしていて、どちらも落ち着いたので 麦茶コップ一杯で一息。ノドイタイ。 飲んでからちょっと経った頃。 「n…?なんか気持ち悪いな…薬切れてきたかな…」 「n…?いよいよ熱出てきたか…?」 「n…?……ウッ」 ヤバイマジ気持ち悪いウワウワウワウワウワ と倒れるように横になる。 ―しばらく横になればマシになるカナ?― とイスからケツを浮かした際に思ったが 横になってから訂正。 意識が飛びそうだ!!!!!!!!!!!!! このまま寝たらヤバイ!なんかヤバイ!本能が何か伝えてる! そして脳裏をよぎるニュース。 『…熱中症で搬送された人は○人…内死亡した人は○人…』 これ風邪ちゃう熱中症ダァアアアアアアアア!!!!! 今自分一人しかいない!誰も助けに来ない!! てかキッチンのハヤシライスゥゥ!火ィついたまま!! 姫(※自分)を救えるのは勇者(※自分)しかいないッ! 無理やり体を奮い立たせ 耳が聞こえなくなり、体は重力に従おうと沈みかけがら コンロの火を止め、冷凍庫からアイスノンをかっさらい Uターンして居間へ倒れこみ、 間髪入れずにアイスノンを両脇にぶっ挿す。 セーーーーーーーーーーーーーーー