グロムス腫瘍③

手術編



手術時間は30分というコンパクトさだったし、患部は指先だしで
「手術」といえども、処置室とか保健室レベルの部屋でサクっとやるんだろ~と思ってた時期が私にもありました。



10/27(木)
手術は12:30~なので、12時までには来院して準備します。
と言われていたので、12時前に来院。(食事は8時まで)


まず点滴室へ。
手 術 着 へ お 着 替 え 。
え?指先なのにパンツ(下着)残して、全部脱ぐのかよ?!ボトムも?!先に言っといてくれよ!無駄毛の処理が緩慢だったのに!!(そこなのか)


着替え終わったら、仰向けになり右手から輸液の点滴。
(輸液とは、対手術に予め身体へのショックを備えておく用の準備剤らしい)
左手は血圧測定。


そんな状態で脇に差し込まれる体温計。
エラー5回。


腕を曲げて押さえられないのに脇に体温計を挟まれたって、そりゃ流石に無理じゃないの…?これで測定出来る患者がいるの?忙しいのは分かるけど、何がしたいのか謎な処置中。


15分ほど経過して、貴重品だけ持っていざ手術室フロアへ!
手術室前のロッカーに荷物と靴を預けて、頭に紙みたいな帽子被されて手術室へ。
全部で3部屋、この病院には手術室があって
通路も広いし、手術部屋も広いし、初めて見る医療現場!
というか、こんなちゃんとしたところで処置するのか!!完全に見くびってた!


台に仰向けに寝かされ、胸とかに心電図つけられ
左手だけ処置用の台座に乗せられ、左手と顔の横には仕切りが立てられる!
なーんだ!手術風景は見えないのな!
というか、そもそも座ったまま処置されるのかと思ってたよ(どこまでもナメプ)
左腕は手首より先は残して、腕部分にはカバーが覆われた模様。


ここで今度は耳に差し込んで計る体温計。


看護師「お前熱あるやんけ!!」
ワシ「は?」


寝耳に水である。そういえば2,3日前から下痢ってたけど、よくある事だからスルーしてたなぁ。そういう時に熱測ってみると意外とあるのかな?


完全に他人事状態の佳生。
「体調管理頑張る!」は一切効果が発揮されなかった瞬間である。


その後も3,4回計ってもどんどん熱が上昇してて草でしたが、38℃とかあったわけでもないし、別段自分も自覚症状も対してなかったので(私的によくある下痢くらい)大体、ここまでして今更手術キャンセルもやめてほしいので、そのまま進めてもらう。


いざオペ開始!
大御所の先生と、今まで担当してくれた先生の2人。あなたもおるんか。
看護師らの何か確認事項の読み上げや、先生の読み上げなどを終えて(フォォーすげー本格的だ!)
消毒液ドバーッ!と脇の近くまで来たから、確かに上半身は手術着で良かったね!
そして
左手薬指の付け根に麻酔をググッッッ!!!

め っ ち ゃ 痛 い 。

でもこれ前にも体験したことある痛みで、あれだ。前歯の神経が死んで
その神経の掃除する時にやった麻酔と同じ痛みだと思う。
攣る(つる)ような痛みをもっと強力マッハにした感じ。

多分名前の通り、神経を麻痺させる系の痛みはこれなんだな。

頭では冷静に分析してても「イッッッ…テェ……」(重低音)で漏らす佳生。
とは言え、指先切開も恐怖過ぎるので耐えるしかない。


徐々に落ち着いてきて、麻痺る指周辺。
これもやっぱり、生理中にたまに起こる左足の現象と凄い似てたなぁ。
左足のそれはまだ弱いけど、やはり麻痺っぽい。血流悪過ぎないか…。子宮系な気も勿論するけど、まぁ追々。

もうここまで来ると、ぐりぐりされてても痛くもないので
余裕のよっちゃん過ぎて、本当どうでもいい事ばかり↑考えていました。
しかし病院前に
Sims3のダンテくんが「バージルにプロポーズしたい」
と考えていらしたので、どういうシチュエーションにしようか術中に考えようと思っていたんですが、流石にそこまでの余裕はなかったみたいです。
気がそぞろになってしまって(一応これでも不安だった)
とある方からのメールで「グロ息子♂腫瘍がんばってください!」のネーミングセンスだけを心の安定剤としていました。グロ息子♂腫瘍に救われました…本当にありがとうございました。

看護師さんに「好きな音楽とかある~?」と聞かれたけど、咄嗟に出てこないオタクを察してください…。結局Jポップランキングに。

指先自体は全く痛くなかったけど、何故か

仰向けになって、左腕を真横に、手のひらを下に伸ばすじゃろ?
 ↓
その左手を時計回りに、手のひらを上に

されていて、肩がすっげぇ痛かった。あと2cmくらい捻られたらキレようとずっと考えてました。そっちには曲がらねーよ!逆だよバカ!!
(結局翌日、左肩筋肉痛)

手術タイムはトータルで38分ちょっとでしたが、そのうち15分くらい麻酔~切開してたようで、まだかな~まだ開いてないのかな~って思ってました。

先生1「よし、開いた。さて、どこかな…」
先生2「うーん……これ、か…?これか?!」
先生1「それだ!!あった!あったぞー!!」

歓喜の先生たち。はよ取って。

先程までとは違う、ゴリゴリとされる何か(腫瘍をとってる)
取り残しは無いか何度も確認されて、縫合される。
途中焦げ臭い匂いがしたから、焼いて皮膚をくっつけて、更に縫合だったのかな?

ふと患部を照らしてるライトを見たら、患部が見切れながらも反射して映ってる!
おぉぉ血まみれェェェ他の指もイソジンでオレンジ色!
ぬ、縫ってる!!おうぇええええええええええええええええ
と静かに目線を逸らしました。時には見なくて良いものがある。

消毒液もキレイキレイされて、終わったよ~!と肩を叩かれる。

「痛くなかったでしょ?」
と言われた時に、一瞬詰まる佳生。「(指は)痛くなかったです」

「これが摘出された腫瘍!」と見せられた5mmくらいの肉片。
(これを悪性の有無を調べる為に病理検査に回される)

包帯を巻かれるのに、患部にガーゼを何枚も重ねられていて
薬指だけぶっ太くなっていたので、中指ごと一緒に巻かれてしまいました。
Kc4d00202


普通に生活してるだけでも慢性的な貧弱人間なので
流石に指先を( ᐛ) パァ されて血を流したりなんだりしていて
足元がふらつく佳生。車椅子を進められたけど、歩いて看護師に支えられながら点滴室まで戻って、着替えて会計。閉廷!解散!



……しかしここから地獄が始まる。

会計待ちの時から、うっすら痛み始める指。
…麻酔って、きっかり手術時間分しか使ってないのな!凄い!
会計終わって病院出る頃には、ハッキリとした痛み!!
これから薬貰って帰るけど、いやもう既に厳しさを感じてる!今ここで痛み止めだけでも出して欲しい!!(言うだけ言ってみればと思うも後の祭り)

薬局、処方、家帰る。

家に着いたのは14時前で、処方された薬(抗生物質・痛み止め・胃腸薬)は昼分として飲んで良い、と言われていたんですが、そりゃもう鞄下ろすよりも真っ先に飲みました。

7時に朝食とったきりの空きっ腹に薬だったので、勿論お腹も空いてたし、食べるつもりだったんですが、痛 す ぎ て 昼 食 食 べ れ な い 。
それでも頑張って、子包装されてるチキンラーメン的な、お湯を注ぐとラーメンぽくなるやつ、あれを作った(お湯をかけただけ)んですが、本 気 で 痛 く て 食 え な い 。

ただただ唸りながら淫夢実況動画見たら、だんだん落ち着いてきた気がする…なんとか伸びきった麺を腹に流し込み、動けるうちにシャワーや!!(どんな時でも最低限シャワーはしたい潔癖)

手首にタオル巻いて、ビニール袋被せて縛って、フェンシングの構えのように左手だけは避けて手早く洗うワシ。
これは過去に左手薬指を骨折(左手薬指の脆さに草)した時に習得した技なので、慣れたものだけど、しかし痛い…動いてると辛いのか?と思い、その後は夜まで横になり、少しでも回復を願う術日であった。

ちょっと楽観視し過ぎてましたね…
肉を切ったんだから、そら痛いわな…


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